Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)とは?利用方法は? | eo光のルーター
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「Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)とは?」
「eo光で利用する方法は?」
こう考える人は、この記事を見てくださいね。

こんにちは!管理人のもりです。
この記事では、Wi-Fi 7の解説とeo光での利用方法をご紹介します。
- Wi-Fi 7とは?Wi-Fi 6/6EやWi-Fi 5との違いは?
- Wi-Fi 7の利用シーン
- eo光でWi-Fi 7を利用する方法
Wi-Fi 7とは?
Wi-Fiにも様々な規格がありますが、2025年7月現在、最新の規格がWi-Fi 7です。
このWi-Fi 7について詳しく解説します。
最大通信速度や接続の安定性が向上した最新規格
Wi-Fi 7は最新の規格だけあって、もっとも高速な通信ができる規格です。
また、送受信できるデータ量も多く、遅延が発生しにくい規格でもあります。
Wi-Fi 7をIEEE規格で表記すると、「IEEE802.11be」となります。
市販のルーターなどでWi-Fi 7対応のモデルを探す場合は、このIEEE規格も覚えておくと便利です。
Wi-Fi 7はBUFFALO社などが詳しく動画でも解説しています。
2.4GHz/5GHzだけでなく6GHzの周波数帯が使える
Wi-Fi 7の大きな特徴は、利用できる周波数帯が2.4GHz/5GHz/6GHzの3種類になります。
Wi-Fiの電波はその規格によって利用できる周波数帯が決まっています。
特に6GHzの周波数帯はまだ利用者が少なく、混雑や遅延が発生しにくい周波数帯です。
6GHzの周波数帯はもちろん、2.4GHz・5GHzの周波数帯も利用できるため、常にもっとも遅延が発生しにくい周波数帯を選択することができます。
現状日本国内では、もっともストレスなくWi-Fi通信ができる規格です。
特に容量の大きなデータを送受信するような時におすすめの規格です。
2023年12月22日に総務省より認可(電波法施行規則の一部改正)
日本の屋内でWi-Fi 7の使用許可が認可されたのは、2023年12月22日からです。
このタイミングで電波法施行規則の一部が改正され施行されたことで正式に解禁になりました。
【総務省の資料(一部抜粋)】
https://www.soumu.go.jp/main_content/000918948.pdf
2024年以降になると、Wi-Fi 7対応のルーターが次々と発売されました。
一方で、2024年内ではそこまでWi-Fi 7が日本国内で使われるようになったわけではありません。
Wi-Fi 7を使用する場合、ルーターだけを買い替えればすぐに利用できるわけではありません。
パソコンやゲーム機、スマホなど、使用するデバイスもWi-Fi 7対応である必要があります。
こうしたデバイス、そしてルーターをともにWi-Fi 7対応のものが揃って初めて利用できる規格です。
本格的に日本国内で利用されるようになったのは2025年以降です。



Wi-Fi 7は2023年12月22日に総務省より認可された、最新の規格になります。
今までよりもさらに通信速度が速く、安定したWi-Fiを実現します。
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Wi-Fi 6/6EやWi-Fi 5との違いは?
Wi-Fi 7はWi-Fiの最新規格ですが、前の規格であるWi-Fi 6やWi-Fi 6Eとは何が違うのか?
まずはかんたんな比較表を作成しました。
【Wi-FI 7とWi-Fi 6/E Wi-Fi 5との違い】
名称 規格名 | Wi-Fi 7 (IEEE 802.11be) | Wi-Fi 6 / 6E (IEEE 802.11ax) | Wi-Fi 5 (IEEE 802.11ac) |
---|---|---|---|
策定時期 | 2024年12月 | 2021年2月 | 2013年12月 |
最大通信速度 (理論値) | 46Gbps | 9.6Gbps | 6.9Gbps |
対象周波数帯 | 2.4GHz帯 / 5GHz帯 / 6GHz帯 | 2.4GHz帯 / 5GHz帯 / 6GHz帯(Wi-Fi 6E) | 5GHz帯 |
占有周波数帯幅 | 20MHz / 40MHz / 80MHz / 160MHz / 320MHz | 20MHz / 40MHz / 80MHz / 160MHz | |
主な変更点 | ・帯域幅の追加(320MHz) ・変調多値数の増加(1024QAM→4096QAM) ・マルチリンク機能 ・Preamble Puncturing機能の追加 | ・MIMO高度化 ・変調多値数の増加(256QAM→1024QAM) ・6GHz帯の追加(Wi-Fi 6E) | ・帯域幅の追加(80MHz/160MHz) ・変調多値数の増加(64QAM→256QAM) |
理論値46Gbpsを超える最大通信速度
まずは何と言っても通信速度に注目です。
Wi-Fi 6Eまでは理論値で9.6Gbpsが最速でしたが、Wi-Fi 7の最速理論値は46Gbpsを超えます。
それだけ高速通信が可能な上、利用できる周波数帯も幅広いため、どんな状況でも高速通信が望めるというのが最大の特徴でしょう。
帯域幅が160MHzから320MHz(2倍)に
帯域幅とは簡単に言ってしまえば、通信するデータの通り道の道幅のようなものです。
帯域幅が大きいほど一度に大量のデータを通信できるということになります。
つまり、複数端末や家族などの複数人での利用にも強いです。
Wi-Fi 7ではこの帯域幅がWi-Fi 6Eの2倍になっていますので、単に速いだけではなく、大量のデータを送受信できます。
MLOにより通信速度と安定性の向上
Wi-Fi 7になって導入された特徴として「MLO(Multi-Link Operation)」が挙げられます。
この機能は、複数の周波数帯を同時に利用することで、通信速度の安定性を確保する技術です。
上でも紹介した通り、Wi-Fi 7では、3つの周波数帯を利用可能です。
それぞれの周波数帯を効率よく利用することで、通信策度の安定性を確保しています。
以上が、Wi-Fi 7とWi-Fi 6/6EやWi-Fi 5との比較です。



Wi-Fi 6/6EやWi-Fi 5と比べて、最大通信速度や帯域幅が増えています。
さらに、MLOにより通信速度と安定性がさらに向上しました。
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Wi-Fi 7の利用シーン
Wi-Fi 7が実際にどのようなシーンでの利用が推奨されるかご紹介します。
オンラインゲーム
近年ではオンラインで通信しながら楽しむゲームは少なくありません。
こうしたオンラインゲームを楽しむためには、通信速度の速さと安定性がが非常に重要になります。
特にアクション性の高いゲームは、通信環境が整っていないと思い通りに操作できないというシーンもあります。
また、最近のゲームはデータ量も大きい傾向にあり、通信速度と同様に帯域幅の大きさも重要です。
その点でもWi-Fi 7を利用するという方も少なくないでしょう。
4K8K、UHD動画の視聴
データ量の大きさといえば、ゲーム以外でも考えられます。
4Kや8Kといった高精細な動画データなどは1つのデータ量が非常に大きいので、送受信に時間がかかります。
こうした場合にも、通信速度が速く、帯域幅の大きいWi-Fi 7の利用が推奨されます。
AR(拡張現実)やVR(仮想現実)の利用
データ量の大きさという点では、VRやARのデータも考えられます。
VRの技術はゲームの世界はもちん、医療や教育の現場でも活用されています。
身近なところでは、不動産業界で採用されているVRによる物件内見などがあります。
ARは現実とデジタル世界を融合させるような技術であり、やはりゲームの世界などで活用が進んでいます。
さらにショッピングやスポーツ観戦、エンターテインメント業界でも活用が進んでいます。
個人宅ではVR、ARの利用シーンは多くないかもしれませんが、近い将来、普及が進むかもしれません。
VR、ARではWi-Fi 7を利用した方がストレスなく通信ができます。
以上が、Wi-Fi 7の利用シーンです。



オンラインゲームや高画質動画、AR/VRの視聴には、Wi-Fi 7の利用が最適です。
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eo光でWi-Fi 7を利用する方法は?
Wi-Fi 7は最新のWi-Fi規格であり、2025年以降徐々に通信の中心的な規格になることが予想されます。
では、eo光を利用してWi-Fi 7を利用する方法を解説します。
eo光多機能ルーター/eoホームゲートウェイは非対応
eo光と契約すると、eo光多機能ルーターやeoホームゲートウェイのレンタルが可能です。
ただし、eo光のレンタルではWi-Fi 7は利用できません。
eo光からレンタルできる機器は、Wi-Fi 6E対応の機器のためです。
ただし、Wi-Fi 6Eが遅いということはありません。
大きなデータを送受信するゲームを楽しむなどの目的がなく、一般的にネットを活用するというのであれば十分な速度は確保できます。
どうしてもWi-Fi 7を利用したいという場合は、eo光のレンタルルーター以外を使用するしかありません。
Wi-FI 7に対応するルーターを購入する
eo光と契約してWi-Fi 7を利用するには、Wi-Fi 7対応の市販ルーターを別途購入し接続する必要があります。
もし、市販ルーターを購入する場合はバッファローの「WXR18000BE10P」や「WXR9300BE6P」がおすすめです。




意したいのが、eoホームゲートウェイやeo光多機能ルーターは、市販ルーターを購入しても利用すべきということです。
eoホームゲートウェイはルーター機能と同時にONU機能も搭載されていますので、無いとインターネットに繋がりません。
また、eo光多機能ルーターとeoホームゲートウェイはeo光のIPv6通信機能もあります。
市販ルーターだけでは、eo光のIPv6通信ができません。
実際に使用するデバイス、スマホやパソコンがWi-Fi 7に対応している必要があることにも注意してください。
以上が、eo光でWi-Fi 7を利用する方法です。



eo光でWi-Fi 7を利用したい場合は、Wi-Fi 7対応のルーターとデバイスをしっかり用意するようにしましょう。
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【まとめ】
最後のまとめです。
この記事ではeo光で利用する自前ルーター(市販品)についてご紹介しました。
改めてポイントを整理します。
- Wi-Fi 7とは?
- 最大通信速度や接続の安定性が向上した最新規格
- 2.4GHz/5GHzだけでなく6GHzの周波数帯が使える
- 2023年12月22日に総務省より認可(電波法施行規則の一部改正)
- Wi-Fi 6/6EやWi-Fi 5との違いは?
- 理論値46Gbpsを超える最大通信速度
- 帯域幅が160MHzから320MHz(2倍)に
- MLOにより通信速度と安定性の向上
- Wi-Fi 7の利用シーン
- オンラインゲーム
- 4K8K、UHD動画の視聴
- AR(拡張現実)やVR(仮想現実)の利用
- eo光でWi-Fi 7を利用する方法は?
- eo光多機能ルーター/eoホームゲートウェイは非対応
- Wi-FI 7に対応するルーターを購入する
以上です。
最後に、eo光は公式サイトにキャンペーンが用意されています。
これから手続きする人は以下のリンクから手続きしてください。



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